日々、野球 ~星を添えて~

ベイスターズの試合日報を中心に、+αの情報をお伝えします。

オープン戦DeNA 5 - 12 広島 3月9日 in福山 【かんたん日報】

☆先発

De 京山

広島 大瀬良

 

☆リレー

京山(伊藤光)3.1回-中後0.2回-阪口(伊藤光→嶺井)3回-砂田1回

 

☆ハイライト

1,2回とテンポよく得点し、2点を先制するも3回京山選手爆発四散。4回も連打四球の嵐で、交代した中後選手もストライクが入らず。さらに5回になり交代した阪口選手も2失点をし合計12失点。567回にも1点ずつもぎ取るものの、反撃には程遠くDe5-12広島という大敗に終わった。

 

☆ポジ

楠本、ソト、ロペス、宮本、伊藤光、柴田 マルチヒット

砂田 1イニングピシャリ

 

☆まとめ

ローテ入りも期待される投手なだけにこの燃え方はちょっと頂けなかったのではないでしょうか。次は二軍での登板ということですし、おそらくは開幕ローテーション争いから一歩後退ということになってしまったと思われます。また、中後選手もストライクボールが入らないのでは…アピール以前の問題となってしまいます。

一方打線は得点だけみると悪くはないものの、なんとこの試合16安打。どんだけ繋がり悪いんだこのチーム!

とはいえ、主力選手は途中で交代しますしそこからは結構いろんな選手を細かく試している形になるので、その中で繋がりといわれても難しいんだろうなあとは思いますが。

オープン戦DeNA 5 - 0 中日 3月7日 inナゴヤ球場 【かんたん日報】

☆先発

De 上茶谷

中日 大野

 

☆リレー

上茶谷(嶺井)4回 - 大貫4回 - 中後(伊藤光)1回

 

☆ハイライト

2回宮崎選手の先制弾が飛び出すと、4回には再び宮崎選手からタイムリー、6回には中井選手の2点タイムリーさらに大和選手の犠牲フライでコンスタントに点をもぎ取っていった。一方で、先発の上茶谷選手は低めを突く丁寧な投球で4回パーフェクトピッチング。あとを継いだ大貫選手も4回を被安打3の無失点という内容でまとめた。最後は中後選手が占めて完封リレーでの快勝となった。

 

☆ポジ

上茶谷 4回パーフェクトピッチング

大貫 4回無失点の好投

大和 2安打1打点

中井 OP戦初安打がタイムリ

宮崎 2安打 1本塁打 2打点

嶺井 2安打

 

☆まとめ

\\神茶谷!!//

とにもかくにもコントロールがいい!そして高さを間違えない!スライダーの使い方やチェンジアップの使い方といい、打者に対してどう投げれば嫌がるのかというのが本能的にわかっているかのようなセンスのよさを持ちながら、持ち前の制球能力の高さと球威や引き出しをうまく生かしてハイパフォーマンスを発揮しているように見えました。これなら安定感もありそうですし、開幕ローテ争いに大きくリードしたといっても過言ではないでしょう。

それに負けじと大貫選手も独特な持ち球で中日打線をきりきり舞いに。噂に違わぬグラウンドボーラーぶりでゴロを量産!OP戦ではありますが、かつてグラスラを浴びたという高橋周平選手も三球三振に仕留めるなど、しっかり三振も奪えるということも示すナイスピッチングを披露しました。

しかもこの二人、死四球0なんですよ…少なくともこの球数なら前評判通り、コントロールの良さは確かなようです。ポジりてぃがとまらない。

 

打線は宮崎選手が活躍して点を稼ぎつつ、嶺井選手、戸柱選手の二人が確実にアピールしているという点が非常に印象的です。昨年、ウィークポイントとなってしまった捕手の攻撃力事情でしたが、今年は違うと思わされるかのような活躍でした。そして、この二人が打つと下位打線の元気が全然違います。得点効率が跳ね上がりますね。

この二人は下位打線のキーパーソンになるのかもしれません。

上位に座る選手からも安打がでて非常にポジれる試合でした。

 

しかし心配な点もあります。

それは伊藤裕選手の懲罰交代です。セルフジャッジをしてしまったために外野に落ちた打球がヒットにできませんでした。出場機会は与えられていますが、なかなか結果が出ずにいますし、一軍のメンバーとして帯同して様々なギャップやプレッシャーに圧されているのではなどと邪推してしまいます。思い切りの良さなどが今は鳴りを潜めています。そうなると、この懲罰交代は精神的ダメージが大きそうです。今後も一軍でチャンスを与える方針とのことなのでそこでの巻き返しに期待です。

オープン戦DeNA 2 - 5 中日 3月6日 in小牧 【かんたん日報】

☆先発

De    飯塚

中日 柳

 

☆リレー

飯塚(戸柱)5回 - 笠井1回 - 古村1回(戸柱→伊藤光) - 国吉1回

 

☆ハイライト

試合が動いたのは2回、アピールがほしい戸柱選手からツーランホーマーが飛び出し二点を先制する。片や、先発の飯塚選手は火災報知器が鳴るというハプニングに見舞われるも、集中力を切らさず5回を2失点でまとめた。7回、笠井選手からリレーを引き継いだ古村選手だったが、まさかの被弾。勝ち越しを許すと続く国吉選手も被弾。最終的にはDeNA2-5中日のスコアで敗北となった。

 

☆ポジ

野手

神里選手 3安打

戸柱選手 1安打 1本塁打 2打点

投手

飯塚選手 5回 2失点

笠井選手 1回無失点

 

☆まとめ

序盤の本塁打での得点のみという試合展開。正直、昨年と同様タイムリー不足の懸念がそのまま出てしまった試合でした。とはいえ、神里選手の後続は倉本選手、宮崎選手、ロペス選手。特に、ロペス選手はオープン戦は毎年打ちませんから、それほど心配するようなものではないでしょう。

一方投手陣は、飯塚選手がハプニングに見舞われながらも試合を作りました。しかし、リリーフとして活躍が期待される古村選手が被弾。さらには国吉選手も被弾と、勝ちパとはいかずとも主力選手の負担を減らすことができるような活躍を望まれる選手が苦戦しているのはあまりよいこととは言えないでしょう。

リリーフの強さがこのチームの粘り強さを生み出している側面があると思います。とはいえ戦力に偏りがある状態は非常にもろさを持ち合わせます。主力の選手以外のアピールが求められます。

【全体を振り返る】オープン戦DeNA 0 - 0 日ハム 3月3日 in札幌ドーム 【日報】

☆試合結果

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先発

DeNA 今永

日ハム 金子

 

スタメン

1 神里  中堅

2 柴田  二塁

3 ソト  右翼

4 ロペス 一塁

5 宮崎  DH

6 倉本  遊撃

7 細川  左翼

8 伊藤光 捕手

9 伊藤裕 三塁

 

☆投球内容

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☆ハイライト

今永選手、金子選手による圧倒的投手戦で始まったこの試合。立ち上がりこそ連打を浴びた今永選手だったが、それ以降はストレートを生かした投球で4回まで7三振を奪い前回とは打って変わった内容を見せた。5回からは山崎選手、三上選手、パットン選手、エスコバー選手、三嶋選手のリレー。前回不安を見せた山崎選手や三上選手も0点で抑え盤石なブルペン体制を示した。

一方打線は、金子選手を前に完璧に抑え込まれてしまう。4回の宮崎選手のヒットが出るものの後続が続かず。細川選手や伊藤光選手からもヒットが出ましたがそれも疎ら。3塁を踏むことなく0点進行のゲームだった。

 

☆ポジ

宮崎選手 2打数 1安打

パットン選手 5球リリーフ

山崎選手 8球リリーフ

 

☆振り返り

投手陣が全体的に良かったといえる内容だったのではないでしょうか。

今永選手が奪三振という強みを戻しつつあるということを示したといえるでしょう。上位打線には変化球を、下位打線にはストレートを主体とした投球でした。1巡目はスライダーを2巡目にはチェンジアップも織り交ぜながら奥行きのある内容を見せました。変化球でもストライクは安定して取れており、最速140kmのスライダーはなかなかの威力をもっているでしょう。

上位打線の主力から空振り三振も奪えており、粘られても根負けせず四球も0。安定感を見せました。

リリーフ陣も四球を出しつつも後続を断ち切る投球でした。全体的に馬力のある投球でねじ伏せるタイプが多いブルペン陣は球速があるということは重要ですが、外国人選手はじめ144㎞(ラミレス監督が評価するラインと思われる)近くまでにまとめているのは順調さを伺わせます。

 

一方の打線はちょっと…という感じでしょうか。

ソト選手、ロペス選手が封じ込められています。出塁もできずという状態で、悲しいことにほぼ無抵抗だったというのが結果です。

短いイニングを飛ばしてくるであろう金子選手相手ならまぁ打てないですよね…

 

心配なのは筒香選手の左ふくらはぎの張りで欠場したという点です。大事をとったということですが、開幕に間に合わない状況になってしまうと痛手になってしまいます。続報を待ちましょう。

 

次はナゴヤ球場で中日戦です。ここ2試合ふるわない打線陣に変化を期待したいです。

 

【全体を振り返る】オープン戦DeNA 1 - 6 日ハム 3月2日 in札幌ドーム 【日報】

☆試合結果

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先発

横浜 石田

日ハム マルティネス

 

スタメン

1神里  中

2宮崎  三

3ソト  二

4筒香  DH

5ロペス 一

6佐野  左

7大和  遊

8嶺井  捕

9楠本  右

 

☆投球内容

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☆ハイライト

立ち上がり、不安定なマルティネス選手を叩くも得点には結びつかず。

石田選手も安打を許しながらも試合を0進行にさせます。3回、石田選手がツーランにより先制を許すと、その次の回も交代したバリオス選手の制球が定まらず2点の追加点を与えてしまう。さらに7回には横尾選手からツーランホームランを浴び、日ハムのビックバン打線の餌食となってしまった。

打線からは爆発の兆しも見られず、主力たるクリーンナップを中心に封じ込められてしまう。その中でも、伊藤裕選手のヒットなど若手選手のアピールは見られたが得点にはつながらなかった。

結果、横浜1-6日ハムと敗戦となった。

 

☆ポジ

宮崎  1打数 1安打

柴田  ファインプレーからの安打

伊藤裕 2打数 1安打

三嶋、砂田 安打や四球は許したがナイスリリーフ

 

☆振り返り

まずは投手。

石田選手、バリオス選手ともにピリッとしない内容だったというような内容ではないでしょうか。

とはいえ、危なっかしさは残るものの石田選手は前回登板に比べ内容はよくなってはいるので開幕へ向けての仕上がりを感じさせます。注目したいのは、打者17人に対し9人は3球目までに2ストライクに追い込んでいるという点です。対戦を有利には運べているというのは確かでしょう。しかし、そこからの決め切るところで苦戦をしているというか粘りに対し根負けしてしまうというのが今日の試合だったといえるでしょう。また、ゴロアウトは2つでフライアウトの数が多いというのも本拠地ハマスタを考えると不安材料になりえます。

バリオス選手は制球が落ち着かない日でした。とにかくボールが先行してしまうのが印象的で、一時立ち直りかけるも常に相手が有利な立場にいたような内容でした。結果、横尾選手に本塁打を浴びて交代。バリオス選手からすれば、悔しさの残る結果だったでしょう。しかしバリオス選手、チーム屈指のゴロPで先発中継ぎ何でもござれの優秀な投手です。必ずチャンスはやってくるでしょうし、この時期で仕上がりはまだまだだと思いますので、今日の内容を引きずらずしっかり調整すれば別の機会できっとアピールできるのではないでしょうか。

砂田選手、三嶋選手はともに無失点リリーフ。少々砂田選手がボール球先行の内容で調子の悪さがうかがえましたが、それでも仕事をこなす能力は流石です。

 

一方打線は、全体的に湿っていました。

宮崎選手は天才らしいバッティングで息を吸うように結果を残しました。しかし、それ以外の上位打線の選手がなかなか苦戦している様子で、強い当たりも出るもののことごとく守備の正面だったりとツキもあんまりないという感じでした。

そうなると当然、若手選手が結果を残すのも難しいゲームだったといえるでしょう。下位打線や若手選手のアピールも思うようにはいかなかったと思われます。しかし、そこで少ない出場機会でありながら柴田選手がヒットを放ったり、伊藤裕選手からも安打が出るなど、一軍争いに向けて一進後退の攻防があったのも確かです。

特に柴田選手は、数少ないチャンスに必ずヒットを打ちながら守備面でのアピールも継続していますし、ラミレス監督がこれから出場機会が増えるといっていたのが本当なら、非常に楽しみというか期待感を抱かせます。(というかむしろ多分もう一軍確定の選手なのではないでしょうか)

 

明日も日ハム戦です。OP戦とはいえいいイメージをもてる試合ができるかどうかはシーズンに大きく影響します。明日こそはリベンジと行ってほしいものです。

 

オープン戦DeNA 4 - 4 広島 2月24日 in宜野湾 【かんたん日報】

☆先発

De    石田 

広島 大瀬良

 

☆リレー

石田(戸柱)4回 - 今永4回(戸柱→嶺井) - 山崎1回

 

☆ハイライト

初回、筒香選手ロペス選手により2点を幸先よく先制。一方の先発石田選手、課題である援護点をもらった直後の2回では1点の失点を許してしまう。しかし、ここを1点でこらえると予定である4回まで粘りの投球で2失点でまとめた。

3回には筒香選手がタイムリーツーベースを打ち1点を追加。昨年の得点圏の不安を感じさせない。

5回からは今永選手が登板。6回に1失点をするものの広島打線を三振祭りにするような勢いで4回を投げ切ります。

最終回、山崎選手が登場するもまさかの1失点。逆転を許してしまう。その裏、せめて追いつきたいDeNAは楠本選手のタイムリーツーベースにより同点に。しかし、逆転はならずDe4-4広島でゲームセットを迎えた。

 

☆ポジ

野手

筒香選手 2安打 2打点

ソト選手 2安打 1打点

柴田選手 守備ファインプレーからの直後1安打

楠本選手 3安打 1打点

ロペス選手 2安打 1打点

佐野選手 2安打

 

☆まとめ

打線にタイムリーがたくさんでたのは非常に良いことだと思います。またあの大瀬良選手から3点取れたというのはポジティブな材料です。

投手陣は主力としてなくてはならない3人のリレーでしたが、不安が残ります。4点で収まったけど…みたいな内容なので…

スターター不足で彼らの活躍が必要ですからまた次の登板機会を期待したいです。

【球春到来】オープン戦DeNA 8 - 4 中日 2月23日 in 北谷【日報】

2019シーズンもいよいよ本格幕開けとなりまして、今年もこのように日報を継続していきたいと思います。よろしくお願いします。

 

☆先発

DeNA バリオス選手

中日 吉見選手

 

☆リレー

バリオス(伊藤)2回-エスコバー1回-パットン1回-三上1回-飯塚(伊藤→嶺井)3.2回-国吉0.1回

 

☆ハイライト

2回、大和選手の先制タイムリーで1点を取ると、3回にはソト選手の場外へ飛び出すソロホームラン、4回伊藤光選手の3ランホーマーで5点を奪取成功。

束の間、その直後の5回裏、三上選手が死球がらみで2点を失うと7回8回も1点ずつ取られるという追い上げを食らいます。

しかし9回楠本選手タイムリー、神里選手の2ランホーマーで追加点。詰め寄る相手を振り払いDeNA8対4中日というスコアで勝利をおさめました。

 

☆ポジ

野手

神里  4打数 2安打 1本塁打 2打点

ソト  3打数 2安打 1本塁打 1打点

ロペス 3打数 2安打

伊藤光 3打数 1安打 1本塁打 3打点

大和  2打数 2安打

楠本  1打数 1安打       1打点

知野  1打数 1安打(プロ入り初ヒット)

 

投手

バリオス 2回パーフェクト

 

☆まとめ

つ、強い。

昨年、タイムリー欠乏症に悩んだ以上、若手選手による打点が上がることは非常によいことでは。ソト選手ら主力の選手からもバットで結果を出し、13安打8打点の大量得点。なんだよ…案外打てんじゃねえか(歓喜)

一方、投手陣には不安も。三上選手の制球が不安定だった点や、エスコバー選手もとても調子がよさそうに見えないという点など主力リリーフ陣の制球の仕上がりは心配になります。

特に左腕は砂田選手の負担を減らせる選手が必要です。リリーフ陣でアピールを期待したいです。