ドラフト1位上茶谷大河選手について
181cm85kg右投げ右打ち
Max152km
☆特徴
伸びのあるストレートと多彩な変化球を駆使して試合を作る。制球力がよく、ストレートと変化球を内外のストライクゾーンに投げ分け三振の山を築く。先発だけでなく、連投で中継ぎもこなす器用さを持ち合わせる。先中型投手。
☆経歴
金閣リトルタイガース-京都レッドベアーボーイズ-京都学園高-東洋大
☆成績
以下リンクを参照
http://draftrepo.blog47.fc2.com/blog-entry-4000.html?pc
☆会見の一言
『本気』
「京都学園高校時代に、いつかプロになるために今を本気で生きようと『いつかプロ。今、本気』という言葉を使っていた。プロの中のプロを目指して、今、本気で生きようと、この二文字にしました」
☆既出情報(2018 11/24時点)
背番号は27
契約金1億円プラス出来高5000万年棒1500万
物真似が得意
☆考察(という名の所感)
関節が柔らかくしなやかな腕の振りからきれいなストレートを投げ込むため本格派でもありながら技巧派ともいえる選手です。一試合20奪三振を成し遂げることができるので、相当キレのある球を投げることができそうです。トラックマンデータとか出てみないとわからないところはありますが。持ち球をすべてそつなくコントロールできるので、威力が足りていればかなりの成績が期待できるのではないでしょうか。また、某球団スカウトをして「試合中に修正できるのが魅力」と言わしめています。この評価通りなら、東選手のように安定してイニングを食える投手になる可能性があるでしょう。フィールディングも問題なさそう。
この選手が頭角を表したのは4年生の時でありここ最近化けた選手とのこと。しかし、大社即戦力としてトップクラスの評価をされており、即戦力としても、そこから先の伸び代に関してもかなりのポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
中継ぎとしても連投で登場した経験があり、もしも先発として溢れることになってもリリーフとしての選択肢がとれるというのも強みです。投手としての使い勝手が非常によいと言えるでしょう。
一方、懸念としては甘く入る球が痛打されがちということでしょうか。球が散りまくる濱口選手とは対照的で、制球が定まらないとき、ストライクゾーン内で中途半端な球が増え投げきれない傾向にありそうです。今永選手のような困ったらストレートみたいなごり押しが効くタイプでもなさそうなので、コマンドをさらに磨きつつ多彩な投球術を身につける必要がありそうです。その点、捕手の力量が問われる投手かも?シーズン前半戦の初見の相手に対しどこまでやれるかが見ものですが、上茶谷選手の真価は対策される後半戦に問われそうです。
また、血行障害持ちで大学二年生時手術をしています。それ以降にこうしてパワーアップして花が開いているのでよっぽど大丈夫だとは思いますが。
一年目としては、防御率3点台で8勝を目指して欲しいと思います。
現時点での新人王候補筆頭としてタイトルも獲得してほしいものです。
上茶谷大河選手の活躍に期待しましょう!