野球に詳しくなりたい…そのためのセイバーメイトリクス IsoP編
前回のOPS編はこちらから
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☆対象
野球は好きだし、打率だとか出塁率だとかそういうものはわかる…でもちょっと踏み込んだOPSとかWHIPだとかは詳しくわからない…みたいなちょうど私のような人向け
☆第2回はIsoP
☆IsoPのメリット
・純粋に長打力を評価できる…長打率のように打率など別の要素から影響を受けない。
・数字が安定する→計算式上、年や運などに左右されにくい
☆IsoPのデメリット
・選手のタイプを知るためには打率も併せて参照しなければならない。
☆IsoPの見方
打率と同じ。
ちなみに、安打がすべて単打だった場合はIsoPは.000となる。
☆具体例
・算出
2018年倉本選手 .276 - .232 = .044
2018年嶺井選手 .282 - .177 = .105
・評価
打席数は…
倉本選手 235打席
嶺井選手 230打席
以上を踏まえると、ほぼ同じ打席数を与えたとき
→打率を残せるのは倉本選手
→長打を打てるのは嶺井選手
☆まとめ
打率とIsoPの二つの視点から選手を見ることで、一見低打率でも一発長打が期待できる選手だったり、長打は打てないが率は高く残せるという選手だったり多様だということがわかります。
札幌ドームではIsoP表示されてるらしいですね。
当然ながら、これは長打という観点から選手の力を数値化したものなので、選手のすべてを評価したというわけではないということをお忘れなきよう…
こうしたデータを用いることで野球を見る側面が一つ広がればと思います。