【全体を振り返る】オープン戦DeNA 1 - 6 日ハム 3月2日 in札幌ドーム 【日報】
☆試合結果
先発
横浜 石田
日ハム マルティネス
スタメン
1神里 中
2宮崎 三
3ソト 二
4筒香 DH
5ロペス 一
6佐野 左
7大和 遊
8嶺井 捕
9楠本 右
☆投球内容
☆ハイライト
立ち上がり、不安定なマルティネス選手を叩くも得点には結びつかず。
石田選手も安打を許しながらも試合を0進行にさせます。3回、石田選手がツーランにより先制を許すと、その次の回も交代したバリオス選手の制球が定まらず2点の追加点を与えてしまう。さらに7回には横尾選手からツーランホームランを浴び、日ハムのビックバン打線の餌食となってしまった。
打線からは爆発の兆しも見られず、主力たるクリーンナップを中心に封じ込められてしまう。その中でも、伊藤裕選手のヒットなど若手選手のアピールは見られたが得点にはつながらなかった。
結果、横浜1-6日ハムと敗戦となった。
☆ポジ
宮崎 1打数 1安打
柴田 ファインプレーからの安打
伊藤裕 2打数 1安打
三嶋、砂田 安打や四球は許したがナイスリリーフ
☆振り返り
まずは投手。
石田選手、バリオス選手ともにピリッとしない内容だったというような内容ではないでしょうか。
とはいえ、危なっかしさは残るものの石田選手は前回登板に比べ内容はよくなってはいるので開幕へ向けての仕上がりを感じさせます。注目したいのは、打者17人に対し9人は3球目までに2ストライクに追い込んでいるという点です。対戦を有利には運べているというのは確かでしょう。しかし、そこからの決め切るところで苦戦をしているというか粘りに対し根負けしてしまうというのが今日の試合だったといえるでしょう。また、ゴロアウトは2つでフライアウトの数が多いというのも本拠地ハマスタを考えると不安材料になりえます。
バリオス選手は制球が落ち着かない日でした。とにかくボールが先行してしまうのが印象的で、一時立ち直りかけるも常に相手が有利な立場にいたような内容でした。結果、横尾選手に本塁打を浴びて交代。バリオス選手からすれば、悔しさの残る結果だったでしょう。しかしバリオス選手、チーム屈指のゴロPで先発中継ぎ何でもござれの優秀な投手です。必ずチャンスはやってくるでしょうし、この時期で仕上がりはまだまだだと思いますので、今日の内容を引きずらずしっかり調整すれば別の機会できっとアピールできるのではないでしょうか。
砂田選手、三嶋選手はともに無失点リリーフ。少々砂田選手がボール球先行の内容で調子の悪さがうかがえましたが、それでも仕事をこなす能力は流石です。
一方打線は、全体的に湿っていました。
宮崎選手は天才らしいバッティングで息を吸うように結果を残しました。しかし、それ以外の上位打線の選手がなかなか苦戦している様子で、強い当たりも出るもののことごとく守備の正面だったりとツキもあんまりないという感じでした。
そうなると当然、若手選手が結果を残すのも難しいゲームだったといえるでしょう。下位打線や若手選手のアピールも思うようにはいかなかったと思われます。しかし、そこで少ない出場機会でありながら柴田選手がヒットを放ったり、伊藤裕選手からも安打が出るなど、一軍争いに向けて一進後退の攻防があったのも確かです。
特に柴田選手は、数少ないチャンスに必ずヒットを打ちながら守備面でのアピールも継続していますし、ラミレス監督がこれから出場機会が増えるといっていたのが本当なら、非常に楽しみというか期待感を抱かせます。(というかむしろ多分もう一軍確定の選手なのではないでしょうか)
明日も日ハム戦です。OP戦とはいえいいイメージをもてる試合ができるかどうかはシーズンに大きく影響します。明日こそはリベンジと行ってほしいものです。