オープン戦DeNA 5 - 0 中日 3月7日 inナゴヤ球場 【かんたん日報】
☆先発
De 上茶谷
中日 大野
☆リレー
上茶谷(嶺井)4回 - 大貫4回 - 中後(伊藤光)1回
☆ハイライト
2回宮崎選手の先制弾が飛び出すと、4回には再び宮崎選手からタイムリー、6回には中井選手の2点タイムリーさらに大和選手の犠牲フライでコンスタントに点をもぎ取っていった。一方で、先発の上茶谷選手は低めを突く丁寧な投球で4回パーフェクトピッチング。あとを継いだ大貫選手も4回を被安打3の無失点という内容でまとめた。最後は中後選手が占めて完封リレーでの快勝となった。
☆ポジ
上茶谷 4回パーフェクトピッチング
大貫 4回無失点の好投
大和 2安打1打点
中井 OP戦初安打がタイムリー
宮崎 2安打 1本塁打 2打点
嶺井 2安打
☆まとめ
\\神茶谷!!//
とにもかくにもコントロールがいい!そして高さを間違えない!スライダーの使い方やチェンジアップの使い方といい、打者に対してどう投げれば嫌がるのかというのが本能的にわかっているかのようなセンスのよさを持ちながら、持ち前の制球能力の高さと球威や引き出しをうまく生かしてハイパフォーマンスを発揮しているように見えました。これなら安定感もありそうですし、開幕ローテ争いに大きくリードしたといっても過言ではないでしょう。
それに負けじと大貫選手も独特な持ち球で中日打線をきりきり舞いに。噂に違わぬグラウンドボーラーぶりでゴロを量産!OP戦ではありますが、かつてグラスラを浴びたという高橋周平選手も三球三振に仕留めるなど、しっかり三振も奪えるということも示すナイスピッチングを披露しました。
しかもこの二人、死四球0なんですよ…少なくともこの球数なら前評判通り、コントロールの良さは確かなようです。ポジりてぃがとまらない。
打線は宮崎選手が活躍して点を稼ぎつつ、嶺井選手、戸柱選手の二人が確実にアピールしているという点が非常に印象的です。昨年、ウィークポイントとなってしまった捕手の攻撃力事情でしたが、今年は違うと思わされるかのような活躍でした。そして、この二人が打つと下位打線の元気が全然違います。得点効率が跳ね上がりますね。
この二人は下位打線のキーパーソンになるのかもしれません。
上位に座る選手からも安打がでて非常にポジれる試合でした。
しかし心配な点もあります。
それは伊藤裕選手の懲罰交代です。セルフジャッジをしてしまったために外野に落ちた打球がヒットにできませんでした。出場機会は与えられていますが、なかなか結果が出ずにいますし、一軍のメンバーとして帯同して様々なギャップやプレッシャーに圧されているのではなどと邪推してしまいます。思い切りの良さなどが今は鳴りを潜めています。そうなると、この懲罰交代は精神的ダメージが大きそうです。今後も一軍でチャンスを与える方針とのことなのでそこでの巻き返しに期待です。